90%が陥る!スパルタの語学学校でスピーキング力が伸びない3つの理由を暴露[フィリピン留学新聞15]

フィリピン留学に行く方の目的は様々でも、
英語スピーキング力を伸ばしたい!と思う気持ちはみんな同じ。

留学で時間もお金も無駄にせず、効率よくスピーキング力を強化するには、何よりも「目的に合った学校選び」が重要になってきます。

スピーキングに特化したフィリピンの語学学校は、大きく2つのタイプに分けられます。
『スパルタな校風』 か 『自由な校風』

留学前は誰もが英語学習へのやる気に満ちているので、
ガッツリ会話重視の勉強ができる、スパルタ校を選びたくなりますね。

でもちょっと待って!

スパルタ校で留学したのに、スピーキング力が思ったより伸びなかった・・・
という留学生の失敗事例が多くあるのを知っていますか?

スパルタの語学学校でも、自分に合った学校でなければ効果的に英語力を伸ばすことはできないのが現実。
その理由は、実はスパルタの語学学校の性質にあります。 

今回はその理由を紐解いていきましょう!

 
 

以前の記事はコチラ

経験者が語る!ワーホリ前にフィリピン留学で スピーキングスキル だけは身に付けよ[フィリピン留学新聞8]


目次

  1. スパルタの語学学校の特徴って?
  2. スパルタの語学学校でスピーキング力が伸びない3つの理由
    1. 予習・復習を伴わない勉強では定着率が悪い
    2. 脱落者が多い
    3. 楽しんで英語を学ぶことができない
  3. まとめ

 
 

1. スパルタの語学学校の特徴って?

英語勉強

フィリピン留学でスピーキング重視の学校といえば、
平日の外出禁止・夕食後の義務自習といった厳しい規則を設けている「スパルタ」学校が多いのがその大きな特徴です。

これは、もともと韓国人の親が子供をフィリピン留学に行かせる際に、自由を束縛して遊ばせないようにしようと厳しいルールの学校に入れたのが始まりでした。
しかし現在では韓国人だけでなく日本人留学生の数も増え、またスパルタ式の学習効果に疑問の声も上がっていることから、スパルタではない自由な校風の学校(非スパルタ)、またスパルタと非スパルタの中間であるセミスパルタ校も多くなっています。

では、スパルタ校にはどのような特徴があるのでしょうか?

スパルタ校とは、
朝から夕方まで授業を受けた後に夜遅くまで強制自習の時間やテストがあり、平日外出禁止の学校を指します。

1日の強制勉強時間は10時間以上。
また校内では英語以外を禁止するルール(EOP=English Only Policy)が設けられていたりもします。

放課後は自由時間として外出が許されているセミスパルタと比較すると、
2つの学校タイプの大きな違いは「学校によって勉強を強制されるか、されないか」であると言えます。

スパルタ校のメリットとして挙げられるのは、以下のとおり。 

●勉強しなければいけない環境が整っている
●英語漬けの生活を送れる
●他の留学生と切磋琢磨できる

一見すると英語力向上にとても効果が高そうに思えるスパルタ校ですが、
2016年時点において、日本人経営の語学学校ではこのような韓国式スパルタ語学学校は1校も存在しません。
スパルタ語学学校の学習スタイルは非効率的という意見が増え、そのデメリットも注目されるようになってきたためです。

では、なぜスパルタ校の学習スタイルは非効率的なのか?
今回は特に「スピーキング力の向上」に焦点を当てて見ていきたいと思います。

 
 

2. スパルタの語学学校でスピーキング力が伸びない3つの理由

 

①予習・復習を伴わない勉強では定着率が悪い

自習室

多くのスパルタ校では1日6〜8時間の授業、さらに每日の小テストや強制自習時間も決められており、厳しいルールで管理されています。
「英語漬けになれるので良さそう!」と思うかもしれません。さらに、「サボりやすい私にはぴったり!」と思う人もいるかもしれませんね。

しかし每日6〜8時間の授業に出席し、小テストの勉強や宿題をするのは、予想以上に疲れるものです。
每日長時間の勉強を強制され、睡眠と食事の時間以外はほぼ勉強に当てる日々・・・想像できますか?

スピーキング力を伸ばすために大事にしなければいけないのは「予習・復習・実践」です。 

しかしスパルタ校では、每日の授業をこなすだけで精一杯になり、復習に当てる時間どころか、平日外出禁止なので学んだ英語を実践で使う機会もありません

その日の授業で学んだことを復習する時間がとれないことで忘れてしまったら、頑張って授業を受けた意味がなくなってしまいますよね。
韓国ではとにかく長時間勉強することを評価する文化がありますが、能率や効率を意識している日本人にはこのスタイルは合うとは言えないでしょう。

 
 

②脱落者が多い

もう勉強したくない

スパルタ方式の語学学校は、それ以外の語学学校よりも授業時間が長い傾向にあります。 

授業は朝早くから始まり、夜遅くまで自習やテストがおこなわれ、それが平日は毎日続きます。
特に英語初心者の場合、朝から晩まで授業を受けて、大量の宿題をこなすのは現実的にかなり厳しいです。人によっては日付が変わっても宿題が終わらないなんてこともあります。

ただでさえ留学中は慣れない海外での生活や環境の変化で体調を崩しやすいので、体力のない方は睡眠不足でダウンしてしまう可能性もありますし、たくさん勉強しても英語の伸びを実感するまでには時間がかかるため、精神的に追い詰められてしまう方もいます。

やる気満々でスパルタ校を選んだものの、「やらなければいけない」というプレッシャーや、母国語が一切話せないことに大きなストレスを感じてしまう方は少なくありません。中には精神を病んで自室から出てこなくなり、スマートフォンのゲームで遊ぶ留学生も・・・。

せっかく「留学」という大きな挑戦をしているのに、
耐え切れずに帰国ということにでもなれば、全く意味はありませんよね。

 
 

③楽しんで英語を学ぶことができない

楽しくない

「フィリピン留学で長時間マンツーマン授業を受ければ英語力は上がる」と信じている方、
それは大きな誤解です。
英語スピーキング力をUPするために大切なのは、インプットとアウトプットのバランス。
そのどちらが欠けても、効果は半減してしまいます。

 
 

「フィリピン留学でスピーキング力を確実にUPするための学習方法」

もう失敗しない!フィリピン留学でスピーキング力を確実にUPするための学習方法[フィリピン留学新聞13]

早朝から6〜8時間の授業を受けたあと、平日は放課後も外に出ることなく、強制的に自習室にこもって勉強。
そして寝て起きたら、また翌日も勉強の繰り返し。 

・・・それ、楽しいですか?

授業で学んだばかりの英語を、実際に学校の外で使ってみること。
自分の英語が通じたときの喜び、相手の言っていることがわかったときの嬉しさ。
もっと話したい!そういう気持ちと共に学習するからこそ、英語力は定着し伸びていくのです。

スパルタ校での強制的な学習でそのような楽しさを得られることはほとんどないため、英語の定着率も悪いと言えるでしょう。 

とても残念なケースでは、スパルタの厳しいルールの中で勉強漬けの生活を送ることで、英語学習が嫌いになり、フィリピン留学後に予定していたワーホリをやめて帰国してしまった方もいます。

英語を話せるようになるには、楽しいことばかりではありません。
努力することが必要です。
しかし、努力の方向を間違ってしまうと、つらく苦しいだけの日々になってしまいます。

せっかくの留学生活、
楽しんで英語を身に付けることができたら最高ですよね。

 
 

3.まとめ

コンセンサス・ウンソン

スパルタ・非スパルタそれぞれにメリットはありますが、
スピーキング特化という点で考えると、スパルタ校での留学はあまりおすすめできません。

なぜなら、スパルタ校での留学は、基本的には、長い時間机に向かって努力することで英語を習得しようという方針です。
学校によっては自習を含め、1日12時間近くの勉強時間が設けられています。「より厳しい環境」で勉強したい方にとっては良いシステムではありますが、勉強時間が長ければスピーキング力が伸びるというわけではありません。

留学中は時間もお金も限られているものですから、効率よく短時間で英語力を伸ばしていくことが重要ですよね。
フィリピン留学は魔法ではないので、留学中はしっかりと「予習・復習・実践」を心がけてスピーキング強化に取り組みましょう!

 
 
 

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実践型「机に座らない」英語留学